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『ビニール傘』岸政彦

 

 

るぽー!さすが社会学者ですね。何か断片的な街の人生ものの捉えている気がします。これは、質的社会調査か他者理解からくるものでしょうか。我々は、他者を知りたいと欲し、愛を望みます。そうですか。そうですね。しかし、どこかで他者を突き放したつもりがよくよく見れば自分だったってことなんてよくあります。自分かと思っていたら他人だったとかね。どっぺるげんがー。オレオレ。偉いジャーンえらいチャンピオン。APO。私は、水色のやつ好きだった。メタリック水色。ターコイズ~。蛸伊豆。たこ何処へ。握った感じが違うんです。これ私のじゃないです。でも、ここにはないんです。時間ないんです。仕方ないんです。雨降っているんで、しかさないんです。こんなに汚くないから。こんなにイイやつじゃない。これくらいならさ、怒られなさそうじゃん。あぁぁ、すいません。コントみたいにやればいいじゃん。あんま目立つとパターン青がバレるからな。ささっと、やっちゃえばわかんないよ。どうせビニール傘だし。家すぐだしね。これ、親にグダグダ言われんのめんどいしな。そういやぁ、こないだゴミ置き場に折れた緑色の傘あった気がする。わかんねーよな。その前は、区民会館の傘立てに挿しっぱ。あいつ今頃なにしてんのかな。高校んとき、ビニール傘腕に刺さって大怪我したアホいたよな。ホンマや。ほんでな。かーあさんがシールついとってくれとってん。あんのレゴのな、可愛いやつ。あの癖でコンビニのシールそのままにしてんねん。形見やな。せやな。そやで。ソースはオタフクソースやで。あほやな。APOやで。水色65。緑60。金はない。んなことより今夜は月が綺麗ですね。

 

 

                             Amorphous Polyolefin

 

ビニール傘

ビニール傘

 

 

 

 

 

 

断片的なものの社会学

断片的なものの社会学

 

 

 

質的社会調査の方法 -- 他者の合理性の理解社会学 (有斐閣ストゥディア)

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街の人生

街の人生

 

 

 

愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊)

愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊)

 

 

『メメント・モリジャーニー』 メレ山メレ子

 

 

ひさしぶりに何かを書きたくなった

 ミスチルの『花』の後ろについたmemento moriメメント森というアーティストとのコラボか、remixの別名だと思っていたことは、消したい過去です。死を想え。自分のしたいことじゃなければ、すぐに死にたくなる病。不器用な人たち。けれど愛すべき人たち。

 心地よいメレ子のリズムに感嘆し、骨格標本作製サークル「なにわホネホネ団」、沖縄でカニ求婚、恐山へ、ガーナでマイ棺桶(ポテト・コフィン)を作るといった旅に魅了されつつ自身の趣味嗜好に思いを巡らせた。

 今は昔、「いやし効果!!」トルマリンブレスに疑念を抱き小学生ながら成分を調べそれが石であると知り、鉱物ってキラキラしてて綺麗だなという幼心を暗躍するディアゴスティーニ『トレジャーストーン』創刊号は270円!!の罠にまんまとハマって鉱物好きになってしまった。「金運アップ!!」などの煽りを週刊誌の裏でよく見ることがあるだろう。あの身につけたら億万長者になれますブレスレット。あれが虎目石である。いわゆるタイガーズアイ。効能は?考えるな感じろ。病は気から。信じる者は救われる。らしい。

 さて、このタイガーズアイだが、兄弟にホークスアイなどがある。元々、ホークスアイという青がかった黒色の石が石英化する最、鉱物中に含まれる鉄などが酸化することにより黄色く変色し生まれたものである。青もなんとも言えないメタリックな魅力たっぷりであるのだが、赤い虎目石もある。これまたレッドメタリックでかっこいいのだが、こいつは持っていなかった。レッドタイガーズアイは、タイガーズアイを熱処理することにより…。熱処理。火あぶり。なぜだか成長過程でよく通る火遊びをじぶんもやってみた。コンロでタイガースアイを炙る。

赤くなった!!!!!!!

タイガーズアイを熱処理し、更に塩酸に浸すと淡黄色になり、キャッツアイ(猫目石)そっくりになる。猫目石は高価なため、しばしば代用品として前述の方法がとられる。また、この方法で作られた石は俗に抜きトラとよばれる。

さすがにここまではしなかったが。その後も冷蔵庫に入れて冷やせばホークスアイになるんではとワクワクしたり、火をつけると伸びる石を見て性の目覚め…は感じなかったが興奮した。山梨の水晶山で石英にハンマー!あの頃は楽しかったな。あの子は、もう死んだのかな。

 

            死生観だか死生間だか私生還だか姿勢鑑だか

 

メメントモリ・ジャーニー

メメントモリ・ジャーニー

 

 

なんとなく村田沙耶香

 

 

 

ごちゃごちゃした沢山の情報を詰め込むと世界はバランスを崩し濁りだす。

どんなに鮮やかだった見てくれの色達もいつかは残酷な黒き世界に蝕まれていく。

ほの暗いトンネルの奥に何が見えるのかは、誰もわからない。

色どりを失ったぬるい世界も誰かにとって希望に満ちた世界。

色どりに溢れたぬるい世界も誰かにとって絶望に満ちた世界。

「ねぇ、綺麗な色を何度か重ねればいつかは、しろいろになるの知ってる?」

『色の三原色だっけ?混ぜると黒になるんじゃないのー』

「光があたれば、しろいろに見えるらしいよ」

『白色に見える…?』

 

消滅世界

消滅世界

 

 

クレイジー一族の沙耶香は、寝技を得意とし数多くの読者を叩き潰してきた。

挑戦者が準備し持ち合わせた固定観念は、ほとんど吹き飛ばされる。

自ら、寝転がり相手を待つスタイルは、一歩間違えると即座に敗北へと繋がる。

生と死のグレーゾーンを楽しみ、相手に白旗をあげさせ、わざわざ強者との対戦を望み階級の枠を越え彼女は、何を求めるのか?

噂ではあるのだが、試合後、コンビニでの目撃情報が多数寄せられている。

とにかく笑顔で不気味だったと目撃者は語る…

いや、あれは、クレイジー沙耶香ではない。

そんなはずがないのだ。

 

殺人出産 (講談社文庫)

殺人出産 (講談社文庫)

 

 

『性』という看板を片手に殴りかかってくる作家。夜道を歩いていると、突然、後頭部に強い衝撃があった。

価値観、倫理を揺さぶられたの。

いやはや、面と向かって『殺人出産』というセンセイショナルなカバーを突きつけてくる。

飄々とした顔をして恐ろしい女だ。

発見された凶器は、よりソリッドになり単行本程度の大きさだった。

今も思いだす、思い出したくないのに。

時代が追いつかない。

胸のあたりがポカポカする、これが恋なのか。

よくわからない、わかったことなんて一度もなかったかもしれないけど、わかったことにするね君のこと。

 

 

コンビニ人間

コンビニ人間

 

 

第155回芥川賞受賞作品は、村田沙耶香「コンビニ人間」に決まった。そんなことお構いなく世間は、ポケモンGOフィーバーだ!私も早速ポケモンマスターになりたいなならなくちゃ絶対なってやる!

 

ということで、ポケモンGOとコラボしているマックへGO!

 

クーポンを探すふりして、ポケモンGOのアイテムを貰う。後ろに人はいない。かざすクーポンを使ってセットを注文。かざかざかざかざかざしてください。ブブー。かざかざかざかざかざしてください。ちゃらっちゃちゃーちゃーんっ!

 カウンター席は、スマホを持つ少年少女には見えない20代…30…いや、老けた高校生か大学生だろう。トレイを持って四人がけの片側ソファー席へ。ランチの時間帯でもないので、ノマドっぽいことをしてるお一人様が多い。壁を隔てて更に奥反対側に野球部らしき高校生が3人。少し警戒する。

そもそも、ポケモンGOはGPSを使ったゲームでキャラクターを捕まえたり、その場に行ってとアイテムが貰えたりする。マックでもアイテムが貰え、5分かそこらでまたアイテムが貰える。

トレイとスマホをテーブルに置き、かばんから文學界6月号』を取り出す。ポテト喰う。メロンソーダ飲む。最近、メニューに追加されたことは、こないだニュースサイトで見たから知ってる。たしかクリームソーダもあったことに、今、気づく。

ブブ

あ!野生のコラッタがあらわれた!

やったー。コラッタを捕まえた。

ポテト喰う。

期間限定のハンバーガー食う。うまい。

アイテムが獲得できるようになったから、またスマホ触る。

ブブ

ブブ

今度はポッポ。

やったー。ポッポを捕まえた。

誰かが有料の餌を撒いている。この餌にポケモンが集まってくる。

のどかわくメロンソーダ補充。

コンビニ人間広げる。文学誌は、そのまま広げられるからいい。

アイテム獲得の時間

ソファー席の真ん中に少しエグザイルなお兄さん登場。または、ハイパーメディアなんちゃらクリエーター。お兄さんスマホ。ずっとスマホ。お兄さんポケモン。たぶんポケモン。いっぱい出てきてハンバーガー食うどころではない。

ポテトうめぇ

メロンソーダないと死ぬわ

なくなるメロンソーダ

壁隔てて反対側室内なのにキャップをかぶっている二十歳くらいの男性こちらをチラッと見る。ポケモンやってんのバレたか。もはや、やっているなら話しかけようか。喫煙所的なノリか。もうポケモンフレンドだろ。わたし、『コンビニ人間』読む。芥川賞受賞作。高尚な文学。野球部風の高校生「ポケモンマスターへの道は、遠いーなー」特に害なし。平和。

餌のフィーバータイム終わる。カウンターにいた老け顔男子達出て行く。

ムラ&クニ 縄文時代 弥生時代 

 

家族連れ。中学生くらいの姉妹と幼稚園くらいの男の子。うるさい。小さい子に話しかけるときの口調。うざい。ウォークマンの出番だ。絡まったイヤホンを解き、耳につける。

電池残量がありません

引き下がれない。となりのエグザイル兄さん退出。わたし、音のない森

「お父さん、焼き鳥好きだから、今日、これを焼いて食べよう」

店員のめがねおばさんテーブル拭く。なるべく目を合わせないように真剣に読書しメロンソーダ飲む。メロンソーダは、氷が溶けた水がわずかしか吸えない。吸ってるふり。もう1時間以上ここにいる。『コンビニ人間』面白い。読み終わるまで帰りたくはない。

ポテト食う。まずい。

野球部お帰り~。

スマホ文學界と手で隠す。わたしは恥ずかしいらしい。

アイテム獲得の時間

獲得できない。すこしGPSがズレているらしい。カウンターにいた老け顔のお兄さんたちは、GPSも考えてあそこにいたんだな。恐るべし。

((後編では、きちんと書こう))