『のけものどもの』大前粟生短編集

パンダをカメラで取ったら白黒だった。このように萎れたピーマンみたいな足の長いヘロヘロ女が会議していた。ぴーまんは五個入っています。あ!ピーマンの肉詰めにちょうどいいなって。ちょっと安いから不安なんだかどこさんなの?まちに待ったわけですよこ…

『虫歯になった女』ノリ・ケンゾウ

よく噛んで食べなさいとよく言われる。あーしは、早食いだ。しかし、めんどくさがりでもある。だから母親の言いつけどおりによく歯磨きしとけばよかったと思う。あーいっそ全部抜いちまってバナナマンの日村みたいに…お金があればなぁ。 ≪チャレンジ≫ ノリ・…

『劇場』又吉直樹についてなんだかなー

うったらたまたまあたったからそれもまたよしとする 又吉直樹という作家は、ある意味呪われている。人気お笑い芸人になったこと大衆性を獲得した。しかしながら、その一方でアンチに悪口や初対面でも色眼鏡もって接されることも多いだろう。なおかつ彼が主戦…

『リリース』古谷田奈月

平等なんて糞食らぇざますぇ。あーしはさ、美少女戦士セーラームーンの光のステッキの為に来たわけ。さやかちゃんの誕生日会に来たくて来たわけでもないし女の子目当てで来たわけじゃないの。ビー玉みたいなカラフルクリスタル入れてぐるんぐるんすると『ミ…

『雑な読書』古屋美登里

最初の出会いは『観光』 ラッタウット・ラープチャルーンサップだった。ちょうどそのころ大学でトルコについて勉強していてオルハン・パムクとかアラビアンナイトとか「そういえば世界に言語がある」のを思い出したあたりでなんだかんだ村上春樹が売れている…

『ビニール傘』岸政彦

るぽー!さすが社会学者ですね。何か断片的な街の人生ものの捉えている気がします。これは、質的社会調査か他者理解からくるものでしょうか。我々は、他者を知りたいと欲し、愛を望みます。そうですか。そうですね。しかし、どこかで他者を突き放したつもり…

『メメント・モリジャーニー』 メレ山メレ子

ひさしぶりに何かを書きたくなった ミスチルの『花』の後ろについたmemento moriをメメント森というアーティストとのコラボか、remixの別名だと思っていたことは、消したい過去です。死を想え。自分のしたいことじゃなければ、すぐに死にたくなる病。不器用…

なんとなく村田沙耶香

しろいろの街の、その骨の体温の (朝日文庫) 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/07/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を見る ごちゃごちゃした沢山の情報を詰め込むと世界はバランスを崩し濁りだす。 どんなに鮮や…

『レプリカたちの夜』一條次郎

第二回新潮ミステリー大賞受賞の本作品は、選考委員の伊坂幸太郎、貴志祐介、道尾秀介から絶賛を浴びた。ダ・ヴィンチかなんかで新人賞メッタ斬りしてたけど評判が良かったので読んでみた。 ミステリーを久しく読んでいない。推理小説か。さて、この作品もジ…

『あなたをえらんでくれるもの』 ミランダ・ジュライ(岸本佐知子 訳 )

人間は、誰しも孤独である しかしながら、孤独という共通言語を持つからこそ、 優しさと厳しさを持って人と繋がることができる そう、まとめてページを閉じてから何年経っただろう。 いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス) 作者: ミランダ・ジュ…

『あひる』今村夏子

『こちらあみ子』で太宰治賞、三島賞をかっさらった今村夏子である。今作は、翻訳家の西崎憲が発起人の文学ムック『たべるのがおそい』の創刊号に収録されており、福岡の出版社・書肆侃侃房より発行され、その中の『あひる』今村夏子が芥川賞にノミネートさ…

『青が破れる』町屋良平

ふゆ びよういんに行くのがおっくうだ、あとはいしゃも。ほっとぺっぱーで探せば予算5000円以下カラーパーマもしないしね。わからんけドコ行くかそれなりに条件があるらしい。 おしゃれすぎないこと。インテリア北欧系のおしゃれ家具ギリ。まいるどやん…

『グローバライズ』木下古栗

Can you speaking Engrish? 今宵は、天気もよくお散歩日知ですので、火事を速めに終え、重たい腰を上げ小民家風カフェへ。くるくるとした今にも壊れそうな木の螺旋階段を昇るとこだわりが見える間接照明、ジャズが流れる落ち着いた店内。先客は、英語?を話…

本なんて読まんけど、なんか楽そうやから

物覚えがわるく小説の中の人物の名前を忘れました。 下りの九州新幹線を見ようとも気づいた時には、もうそこにはいません。 あっ、桃太郎じゃん!貨物ガタンゴトン。 せめてお顔だけでも拝見させていただけないでしょうか。 本なんて読まんけど、なんか楽そ…